ジミーさん!−The Incredible Jimmy Smith At Club Baby Grand, Vol. 1 [Blue Note BLP 1528]
2007-03-23


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 そういえば、地元の小学校の駐車場、親御さんの車でいっぱいでしたけど、今日が卒業式なのでしょうねー。

 で今日はオルガンのジミーさん。ジミー大西ではありません(~~)。


 このアルバムはオルガン・ジャズの革新者、ジミー・スミス(org)の4枚目にして初のライブ録音。

 いずれの演奏も10分前後と長尺なんですが、聴いていると時間があっというまに過ぎていきます。


 オープニング・アナウンスのあと、会計用レジスターの「チン!」の音を合図に、それっ!とばかりにジミーさんのオルガンが飛び出してくるという洒落た演出も、心憎い限りです。


 演奏曲では、ホレス・シルバー作曲のゴスペル・ファンク・ナンバー「The Preacher」 が特にいい!

 テンポは、ホレス自身のオリジナル録音より遅めなんですが、これがオルガンのうねるようなサウンドに合うんですねー。


●The Incredible Jimmy Smith At Club Baby Grand, Vol. 1 [Blue Note BLP 1528]

01. Introduction By Mitch Thomas
02. Sweet Georgia Brown (Pinkard)
03. Where Or When (Rodgers/Hart)

04. The Preacher (Horace Silver)
05. Rosetta (Hines/Woods)

Jimmy Smith (org) Thornel Schwartz (g) Donald Bailey (ds)
Recorded on August 4, 1956 at "Club Baby Grand", Wilmington, DE


☆アマゾンでは新品がないのですね・・・。



 80年代?、東芝EMIさんがブルー・ノートをまとめて再発した時、「1500番台は全部買う。ただし、ジミー・スミスはいらん!」という方がいたそうなんですが(笑)、そこを何とか・・・・。

 ジミーさんのライブ・アルバムは結構聴き易いので、一度お聴き下さいませ。


●おまけ●
 「Baby Grand」のある、デラウェア州ウィルミントンは、クリフォード・ブラウン(tp)の出身地でしたね。

 手持ちCDの解説(岩波洋三さんです)読んでて、思い出しましたよ。


[おるがん(organ)]
[Blue Note 1500's]

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